カッピング療法は効果がない?アメリカ国立衛生研究所(NIH)が示すエビデンス不足と副作用

背中に丸い赤紫の跡をつけるカッピング療法。

アスリートもやっているし、毒素が抜けて体に良さそう!

しかし明確な科学的根拠がないどころか、場合によっては危険を伴うこともあります。

アメリカの国立衛生研究所の公式見解では、次のように示されています。

アメリカ国立衛生研究所
(National Institutes of Health)

・カッピング療法に関する研究はいくつか行われているが、その大半は研究としての質が低い。

・痛みの軽減に対して一定の効果を示す可能性はあるものの、それを裏付ける科学的根拠(エビデンス)は十分とは言えない。

・また、その他の症状に対する有効性について明確な結論を導き出すには、高品質な研究データが圧倒的に不足している。

出典:National Center for Complementary and Integrative Health (NCCIH)."Cupping"National Institutes of Health (NIH).
Available at: https://www.nccih.nih.gov/health/cupping

オタモ

要約すると、カッピングは痛みが和らぐこともあるかもね?

程度の非常に弱いデータしかないと発表されているんです

よく言われる毒素が排出されるというメカニズムについては、それを裏付ける質の高い科学的根拠は存在しません。

さらに、副作用については次のように指摘しています。

・カッピング療法は、持続的な皮膚の変色、傷痕、やけど、感染症などの副作用を引き起こし、湿疹や乾癬を悪化させる可能性がある。

・まれではあるが、頭蓋内出血や失血による貧血など、重篤な副作用の例が報告されている。

・カッピング器具は血液で汚染される可能性があるため、患者間で滅菌せずに同じ器具を複数の人に使用すると、B型肝炎やC型肝炎などの血液媒介感染症が広がる可能性がある。

確かな効果が証明されていないだけならまだしも、こうした副作用のリスクを負ってまでカッピングを受ける必要があるかについては、疑問を感じざるを得ません。

ではなぜ、人はこうした施術を受け続けてしまうのでしょうか?

それは、次のような一時的な安心感は与えてくれるからです。

自分は痛みに対処しているんだ。行動しているんだ。

しかし、一体いつまでそこに通い続ければいいのでしょうか?

今のケアに、少し
行き詰まりを感じているとしたら...

もちろん、カッピングや整体・マッサージといった体への物理的なアプローチには素晴らしいリラックス効果があります。

施術を受けて心地よいと感じる時間は、心身にとって大切なものです。

でも、もしあなたが…

気持ちはいいけど、しばらくすると痛みが戻ってしまう…

長く通っているのに、
状況が変わらない気がする…

そう感じているのなら、それはアプローチを変えるタイミングが来ているサインかもしれません。

同じ方法を続けて変化がない場合、これまでとはまったく違う視点を取り入れることで、壁を乗り越えるための新しい可能性が見えてくるはずです。

実は、痛みの原因は体だけではなく、抑え込んだ感情やストレス・プレッシャーから自分自身を守るために、

脳があえて痛みを発生させ、そちらに気を逸らしているのではないかと考える新しいアプローチが存在します。

それが、TMS理論(Tension Myoneural Syndrome/緊張性筋神経症候群)です。

TMS理論
(Tension Myoneural Syndrome/緊張性筋神経症候群)

無意識下に抑圧された強烈な感情から自分自身を守るために、

脳が自律神経系を通じて血流を制限し軽度の酸素欠乏を引き起こすことで、あえて痛みを発生させているのではないかという考え方。

つまり、痛みそのものは決して気のせいではありません。

強烈な感情による苦しみを感じさせないよう、脳が防衛反応によって引き起こす物理的な生理現象として捉える理論です。

体を揉んだり皮膚を吸ったりといった外部からの施術に頼るのではなく、この脳の誤作動とも考えられる仕組みを理解して痛みを根本から見直す。

そんな実践的なセルフケアの詳細は、以下のページに詳しくまとめました。

オタモ

痛みに振り回されない日常を取り戻すためのヒントとして、ぜひ今すぐチェックしてみてください

\TMS理論に基づく新しいセルフケア /

ただし、体の構造異常が痛みの原因となっているケースがまったく無いわけではありません。

そのため、本プログラムを開始する前に必ず医療機関を受診してください。

痛みの背景には、まれに悪性腫瘍・脊髄感染症・骨折・馬尾症候群などの重篤な疾患が隠れていることがあります。

医師による診察・検査を受け、これらの重篤な疾患の可能性を除外することは、必須のステップです。

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